Japanese Society of Oral Oncology

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電子アーカイブ化に伴う著作権確認に関する告知

日本口腔腫瘍学会会員ならびに著者各位

 日本口腔腫瘍学会(以下「本会」という)は,1989年(平成元年)の創刊以来,学会誌「日本口腔腫瘍学会誌」(以下「本誌」という)を刊行して参りました。20年の長きに渡り本誌を刊行できましたことは,ひとえに会員各位のご支援,ご協力の賜物と深く感謝申し上げます。

 此の度,本会は科学技術振興機構の電子アーカイブ対象選定委員会によって,本会の本誌が創刊号以降の全巻全号を電子化してアーカイブされる対象誌として選定されました。この電子アーカイブとは,誌面を電子データ化し,同機構インターネットウェブサイト上で公開することをいいます。

 これにあたっては,電子化された論文はすべてが同機構のサーバに保存されるため,著作権が本会に帰属していることが条件となります。本誌の電子アーカイブ化にあたっては,著作権法により,掲載された論文などの著者からその著作権(複製権,公衆送信権を含む)の許諾又は譲渡を必要とします。

 本誌では1989年の1巻1号の創刊より,日本口腔腫瘍学会誌 投稿規定 第4項に「本誌に掲載された論文の著作権(著作財産権,copyright)は本学会に帰属する。」と定められており,創刊号以来のすべての論文の著作権は本会に帰属していることを確認しております。

 尚,本誌1巻1号から20巻4号(1989〜2008年)に掲載されたすべての論文の一覧が,「山本悦秀,他:日本口腔腫瘍学会誌発刊20年間の掲載論文名通覧.口腔腫瘍 21:1-35, 2009.」に記載されていますのでご参照下さい。

日本口腔腫瘍学会の禁煙推進宣言

禁煙推進宣言ロゴ日本口腔腫瘍学会は,口腔癌に関する研究,治療成績の向上,口腔機能の維持・回復と顔面形態の保持と心理的なケアーの向上を目標とし,会員の努力により大きな成果を得つつあります。しかし,治療成績の向上にもかかわらず,口腔癌は減少せず,口腔内での新たな癌の発生や他臓器での癌すなわち口腔多発癌や重複癌の増加があります。

喫煙とビンロウジュを咬む習慣での口腔癌の発生が多く,各種外来刺激が口腔癌を誘発することが知られています。たばこの煙には多種類の発癌物質や発癌促進因子が含まれ,喫煙習慣は癌の主要な誘発因子と考えられています。喫煙は口腔癌以外に喉頭・咽頭癌や肺癌,呼吸器疾患,虚血性心疾患,脳梗塞などの危険因子であり,健康に著しい悪影響を与えることが明らかにされています。

日本口腔腫瘍学会は口腔癌の予防,国民の健康維持と良好な社会環境の改善の観点から広く国民に禁煙を呼びかけます。

禁煙の勧告と事業計画

  1. 医療機関,保健福祉施設,学会場および教育施設での禁煙と併せて会員の禁煙を推進する。
  2. たばこの害に関する正しい知識を普及させる。
  3. タバコ広告,販売の規制を関係機関に働きかける。
  4. 口腔疾患と喫煙との関連について科学的研究を推進する。

 

2003年1月30日

取扱指針


上記内容の著作権は一般社団法人 日本口腔腫瘍学会。版権は一ツ橋印刷株式会社にあります。
目的以外の使用の場合には事務局までご一報ください。

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